自転車の買い替えで考える損切の考え_#61

投資家としての考え等を日常生活から。今回は損切 (ロストカット)、減価資産の考え方を自転車の買い替えを例に日常生活に落とし込んでます。

 2022年1月に自転車が壊れました笑。2021年はコロナ禍の人にすれ違わずにできる運動として多用 (例えば宇治→出町、宇治→向日市、宇治→山科等、運動がてらにそれなりの距離を走ったりしてました) したこともあり、2021年に新しく購入したものの、1年で壊れました笑。後輪のホイールが破損、スポーク2本が折れ、後輪が歪んでタイヤがホイールカバーに擦れてしまうような状態となりました。

 2万円くらいで買った自転車ですが、修理するには工場に送りホイールごと交換する必要があり、納期は1か月前後、価格は5千~1万円程度の価格帯になるそうです。今回は投資判断としては、この自転車を廃車にし、同等のスペックの自転車を2万5千円程度で購入しました。投資判断としては、修理代と新車購入費を比較すると修理のほうが安いですが、修理の場合、備品の劣化に伴う消耗品の交換の可能性を考慮すると、近い時期に備品の交換に伴う修理代が発生する可能性が高い。ここ1年の修理代を織り込むと (減価資産ぶんを予め計上すると)、購入のほうが5千円前後高いという判断をしました。すると、1か月自転車を手に入れることに5000円以上の価値があるか、という基準で、新しく買う方が私の中ではコスパが良いということになりました。故にこの場での新車購入、旧車廃車という判断となりました。

  • 古い自転車を修理して利用する
    コスト (お金): 1万円前後
    コスト (時間): 1か月自転車が使えない 
    リスク: 1年使った備品の摩耗と、今回の故障が影響し得る
    見通し: 同程度の価格であれば、新品の状態であれば同程度の性能である
    他: 1年乗ったことによる愛着など
  • 新しい自転車に買い替える
    コスト (お金): 1万円前後
    コスト (時間): 当日から自転車に乗れる
    リスク: 新車なので、備品は新しい
    見通し: 同程度の価格であれば、新品の状態であれば同程度の性能である
    他: 新品なので、購入前の時点では格別愛着などはない

株式で損切する場合は、含み損を抱えた銘柄を保持するか、その銘柄をリリースして新しい銘柄を運用、ないしは別の用途に資金を回すのと、どちらがメリットがあるか天秤にかける必要があります。含み損を抱えての運用は、ある程度の不便 (その分の運用が凍結するデメリット) を受け入れ、自転車を修理して乗る状態に相当し、損切は自転車を廃車にして新しい自転車を購入する状態に相当します。自転車の場合は、同スペックのものを新しく買うと、新品のほうが性能が良いことが期待されますが、株式等の金融商品の場合はこの仮定が成立せず、新しく買い替えたものが同程度の利益をもたらしてくれる保証がありません。損切をしたとして、資産を移した先の資産が同等以上のパフォーマンスを無意識に期待するのは、考えが浅いと私は思います。どちらが正しいということもなく、その時々の状況に合わせて判断するのが大事だと思います。含み損がいくらになったら損切的な考えは、修理代がいくらを超えたら自転車を買い替える、みたいな判断になるわけで、一見考えているようで、本当にどちらが得なのかを考えてないと私は思うのです。物事を理解するということは、教科書を暗記したり筆記試験で高得点をとれる状態よりは、概念を生活に落とし込み、別のことにも応用できる状態なのではないかと私は思います。
 今回は損切という考え方にあてはめるために、コスパを中心とした判断を紹介しましたが、私はそういう打算的 (合理的) な考えも使いますが、それだけで物事を判断するわけではありません。
 1年間ありがとう的な意味で、今回廃車にした自転車の写真と鍵の写真も張っておきます。


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