勝てる投資家とは考えてる人: 私は①自分で判断②運用規模と利益が相関③損切のタイミングを自分で選べる、の3点を備えていると思う_#63

最近勝てる投資家、上手な投資家はどんな人、などと聞かれることが増えた。一部の人は、「大きな利益を上げた人」や「運用規模が大きい人」をあげることが多いが、私はそうではないと思う。運用規模が大きい人や、ある期間にあげた利益が大きい人の事ではなく、長く市場に留まり、安定して利益を出し続ける人が、勝てる投資家、上手な投資家だと思う。芸人としては「一発屋芸人」ではなく、「長年ステージにいる芸人」にあたるような状態であろう。私は投資家として5~6年続けて、毎年黒字運用を達成してきた。自身の運用や他者の運用の考えを聞いてみて、長く市場で戦える、上手な投資家、勝てる投資家とはどんな人か考えたとき、私は3つの特徴があると考える。


1. 自分で判断する

判断は基本的に全て自分で行う。勝てる投資家というのは、自分なりの判断基準をもっていて、○〇という投資判断をした。その理由は~である、等と説明できる。以下のようなことをやっている場合は、自分で考えていないと言える (判断を人任せにしている)。自分で判断しない限り成長しないと私は思う。

  • ○〇さんが言っていたから~する/ その逆をやる
    証券会社が言っていたから、目標価格が~だから、教科書的には~だからなど
  • 銘柄を妄信/酷評 (神銘柄/クソ株などというなど)
  • 他人 (他の人、銘柄、証券会社、世界情勢など) のせいにする
  • 他人と相談して売買を決める (対面証券の人は自分の担当やその証券会社の人以外との相談)
  • 他人にマウントをとったり、投資家としての序列を決めたがる (そんなもの無意味で、自分が利益を出せるか、そうじゃないかが全てだし、利益が出せることが偉いわけでもない)


2. 運用資産規模と利益が相関する

上手な投資家は、運用規模が大きくなるに伴い、利益の総額も大きくなる傾向がある。年によって良い年、悪い年はあるが、勝てる投資家というのは、損益や含み損等を相殺して利益にする立ち回りを心得ていることが多い。運用規模が大きいほど、失敗をカバーできる、という具合である。逆に言えば、運用規模に伴い、損益が増えるようであれば (単にリスクが大きくなっているだけであれば)、投資家というよりギャンブラーと言ってよい。確率1/2の勝負 (上がるか下がるかの二択) の範疇にいる限り、それはギャンブルであり、投資というには物足りないと私は感じる。


3. 損切のタイミングを選べる (むやみに追証をくらわない)

上手な投資家は、自分が運用できる資産の規模を把握している。従ってむやみに追証を発生させたり、強制反対売買になりにくい (強制的な損切を食らわない)。上手な投資家は、余力が充分に残っている場合の取引と、余力が少なくなって追証が近い場合の取引をちゃんと分けて考えている。余力をコントロールしているので、株取引が気になって他がみえない等ということが起こりにくい。むしろ他が見えなくなるようであれば、リスクを取りすぎ (運用規模が身の丈に合っていない) ている。特に、1日に取引できる最大限度のお金を取引に動員するようなやり方 (フルバースト) は、実質ギャンブルであり、投資家として成長が見込めないと思う。なぜならフルバーストだと、すぐ余力に引っかかるので、自分のタイミングとは違うタイミングで強制的に損切を強いられる可能性が非常に高く、自分のタイミングで損をコントトロールする習慣がつかない。損切するタイミングをコントロールするのが、上手な投資家、勝てる投資家に必要なスキルだと思う。


まとめ

一言で総括してると「自分で考えているか」ということである。株の掲示板などのコメントを見てみると、簡単なことのようで、実際やるのは簡単ではないのでなないか (現実問題できていない人が多いのでは) と思う。勝てる投資家、上手な投資家とは、資産規模が大きい人でも、瞬間的に利益をたくさんあげた人でもなく、退場せずに長く市場に残り続ける人だと思う。こういう人が退場せずになぜ長く市場に残れるかと言われたら、運が良いからではなく、考えているからなのだと思う。結果を出し続ける投資家に、カリスマの言う通りやったという人や、教科書に書いてある通りにやりました等という例を私は知らない。最初は誰かを参考にすることはあっても、勝てる人は必ず自分の基準を持ち、自分で考えて行動するものである。だから、このブログを読んで私に興味を持った人には、自分の考えを持つことを勧めたい。私 (も含めた他人) の運用や考え方もあくまで一例であり、結果として誰かの運用を確立するための糧になれば幸いである。

危機管理とメンタルへの影響@信用取引: 1銘柄で150万円の含み損を抱えたが、最終的にプラスで利益確定した話_#62

2021年8月にレーザーテックを21,2540円で100単元売建をしたものの、その後価格が急上昇し売建、1/4に36,090.0 (年高) をつけ、その後急落し、最終的に (返済期限1週間前に) プラスで利益確定できました。私の運用規模は700万円程度なので、-150万円の含み損はかなり痛手です。これをどう乗り越えたのかというお話です。この間追証は一切なく、毎月プラスで利益確定しました。普通ではない立ち回り (一般にはある程度含み損を抱えると損切する) ですが、どういう意図をもってやっていたのか紹介します。


内容

  1. 意識したこと
  2. なぜ早いタイミングで損切をしなかったのか
  3. メンタルに及ぼした影響は?

1. 意識したことと

含み損が大きいうちは、「ディフェンス」の立ち回りを意識しました。すなわち、追証を発生させないで、信用余力を保ちつつ、その範囲で小さくていいから利益を出すことです。無理に売買するくらいなら、放置するくらいで良いと考えます。以下に現実損益と含み損をまとめます。レーザーテックの売玉が焦げ付く8/28までの間は、コンスタントに毎月20万円程度の利益をあげていました。売玉が焦げ付いてからは、含み損が大きくなるに伴い、現実損益も全体的に減少傾向にあります。含み損を抱えた銘柄、建玉は、含み益の銘柄、建玉で相殺して、月間で利益になるように立ち回っています。

  • 6月)   +134,263円益    -224,637円 含み損
  • 7月)   +362,097円益    -281,185円 含み損
  • 8月)   +193,733円益    -611,531円 含み損 (ここで売建)
  • 9月)   +  35,087円益    -609,952円 含み損
  • 10月) +249,834円益    -721,461円 含み損
  • 11月) +  26,276円益 -1,354,558円 含み損
  • 12月) +    6,409円益 -1,776,595円 含み損
  • 1月)   +  19,393円益    -896,340円 含み損
  • 2月)   +127,918円益    -660,106円 含み損 (ここで買埋)

2. なぜ早いタイミングで損切をしなかったのか

含み損が一定額になれば、一般には損切をします。建玉をリリースすることによって、余力を回復し、次の取引ができる余力を回復、ないしは市場から撤退します。一方で、余力を回復して次の取引に回したとして、その結果成功するかはわからないでしょう。自転車の買い替えに例えると、「~円含み損がでたら損切」という考え方は、「修理代が~円を超えたら新車に買い替える」というのとほぼ同義です。ホールドするほうがましかもしれないし、そうではないかもしれません。答えのない問いですが、今回はどうなのかと常に考えるのが大事だと思います。

自転車の買い替えで考える損切の考え_#61
https://keisukekamba2point8.blogspot.com/2022/02/blog-post.html
実験科学者の株式運用ゲーム


私はホールドの方を選択しました。この銘柄は、所謂「お花畑」、とりあえずここを買っておけば上がるだろう的な考えや、上がることを期待して入ってくるニワカ (イナゴ) が多い印象を受けました。コロナ禍で半導体銘柄が全体的に好調な点、シェア100%の市場を有する点、無借金経営、好業績更新中など、一見アゲアゲの銘柄でした。ずっと信用買いのほうが信用売りより多かった。こういう銘柄は、あるいみバブルに近く、何かきっかけがあれば大きく下がるのではないかと踏んでいました。どこかで落ちるだろうと待った結果、今回は上手くいきました。

短期の個別株は対人駆け引き~株板で客層を測る_#60
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実験科学者の株式運用ゲーム


ちなみに、想定通りにいかなかった場合のオプションとして、1. 損切&資産売却、2. ネオモバから株を移管し、取引余力を回復し、次の取引で埋める (リスキー)、3. 損切&キャシングでカバー、を用意していました。結果的にどれも使わずに済んで良かったと思います。

3. メンタルに及ぼした影響は?

仕事関係や友達、家族には特にストレスがかかっているようには見られませんでした。株取引としては、含み損を抱えてはいても、毎月プラスで利益確定してましたし。一方で、マッサージを受けると、起立筋や肋骨周りに凝りが強くなったと言われました。特に肋骨周りはストレスと関係しているらしく、含み損が特に大きかった12月後半~1月前半に、原因不明の謎の凝り (いつもと同じようにしているはずなのに、なぜか凝りが強い) がみられ、含み損がストレスになった可能性が強く示唆されます。

私の場合は、格別株に張り付いたりとかはなく、日常生活を送れていたつもりでしたが、思った以上にストレスに感じていたんだなと自覚しました。私の場合は、前年も160万円くらい損切した上で、40万くらい利益を出した経験があったので、「まあ何とかなるだろう (実際去年やったし」と思えたので負担は比較的軽かったです。れでも最終的にプラスにできたのは、焦ってうろたえることなく、落ち着いて取引ができたからだと思います。具体的には、レーザーテックの売玉で含み損を抱えてしまったことはしょうがないので、別の銘柄はちゃんとプラスで利益確定しようと割り切ったこと。今回は、レーザーテック以外の含み損となった建玉は、返済期限がレーザーテックより早いものは全て1月の時点で反対売買を完了していました。思考停止して目を背けたのではなく、時間をかけて外堀を埋めていました。そしてプラスで利益確定できるチャンスが訪れたので、そのチャンス掴んだ、という具合でしょうか。

今回の売玉の焦げ付きは、運用規模に対して不釣り合いな高額な銘柄を取り扱った点と、振れ幅が大きい銘柄で、変動した際に初期消火がうまくできなかったことが尾を引いたと私は考えています。従って、含み損を抱えても、残りの余力で立ち回れるくらいの余力を残した取引を心がけるのが良いと思います (私としては、テトリスとかぷよぷよでブロックを消していくイメージに近いです。ブロックが銘柄や建玉、枠が動かせるお金、得点が利益に対応する印象です)。この記事を書いている時点で、ウクライナ-ロシア情勢が不安定なこともあるため、建玉の余力をしっかり確保し、レーザーテックについては、少額でできるLINE証券に場を移して取引をしていきます。

自転車の買い替えで考える損切の考え_#61

投資家としての考え等を日常生活から。今回は損切 (ロストカット)、減価資産の考え方を自転車の買い替えを例に日常生活に落とし込んでます。

 2022年1月に自転車が壊れました笑。2021年はコロナ禍の人にすれ違わずにできる運動として多用 (例えば宇治→出町、宇治→向日市、宇治→山科等、運動がてらにそれなりの距離を走ったりしてました) したこともあり、2021年に新しく購入したものの、1年で壊れました笑。後輪のホイールが破損、スポーク2本が折れ、後輪が歪んでタイヤがホイールカバーに擦れてしまうような状態となりました。

 2万円くらいで買った自転車ですが、修理するには工場に送りホイールごと交換する必要があり、納期は1か月前後、価格は5千~1万円程度の価格帯になるそうです。今回は投資判断としては、この自転車を廃車にし、同等のスペックの自転車を2万5千円程度で購入しました。投資判断としては、修理代と新車購入費を比較すると修理のほうが安いですが、修理の場合、備品の劣化に伴う消耗品の交換の可能性を考慮すると、近い時期に備品の交換に伴う修理代が発生する可能性が高い。ここ1年の修理代を織り込むと (減価資産ぶんを予め計上すると)、購入のほうが5千円前後高いという判断をしました。すると、1か月自転車を手に入れることに5000円以上の価値があるか、という基準で、新しく買う方が私の中ではコスパが良いということになりました。故にこの場での新車購入、旧車廃車という判断となりました。

  • 古い自転車を修理して利用する
    コスト (お金): 1万円前後
    コスト (時間): 1か月自転車が使えない 
    リスク: 1年使った備品の摩耗と、今回の故障が影響し得る
    見通し: 同程度の価格であれば、新品の状態であれば同程度の性能である
    他: 1年乗ったことによる愛着など
  • 新しい自転車に買い替える
    コスト (お金): 1万円前後
    コスト (時間): 当日から自転車に乗れる
    リスク: 新車なので、備品は新しい
    見通し: 同程度の価格であれば、新品の状態であれば同程度の性能である
    他: 新品なので、購入前の時点では格別愛着などはない

株式で損切する場合は、含み損を抱えた銘柄を保持するか、その銘柄をリリースして新しい銘柄を運用、ないしは別の用途に資金を回すのと、どちらがメリットがあるか天秤にかける必要があります。含み損を抱えての運用は、ある程度の不便 (その分の運用が凍結するデメリット) を受け入れ、自転車を修理して乗る状態に相当し、損切は自転車を廃車にして新しい自転車を購入する状態に相当します。自転車の場合は、同スペックのものを新しく買うと、新品のほうが性能が良いことが期待されますが、株式等の金融商品の場合はこの仮定が成立せず、新しく買い替えたものが同程度の利益をもたらしてくれる保証がありません。損切をしたとして、資産を移した先の資産が同等以上のパフォーマンスを無意識に期待するのは、考えが浅いと私は思います。どちらが正しいということもなく、その時々の状況に合わせて判断するのが大事だと思います。含み損がいくらになったら損切的な考えは、修理代がいくらを超えたら自転車を買い替える、みたいな判断になるわけで、一見考えているようで、本当にどちらが得なのかを考えてないと私は思うのです。物事を理解するということは、教科書を暗記したり筆記試験で高得点をとれる状態よりは、概念を生活に落とし込み、別のことにも応用できる状態なのではないかと私は思います。
 今回は損切という考え方にあてはめるために、コスパを中心とした判断を紹介しましたが、私はそういう打算的 (合理的) な考えも使いますが、それだけで物事を判断するわけではありません。
 1年間ありがとう的な意味で、今回廃車にした自転車の写真と鍵の写真も張っておきます。


短期の個別株は対人駆け引き~株板で客層を測る_#60

私は個別株の運用を長期と短期の両方で行っていますが、特に短期では、チャートより株板と信用買と売りの割合が重要だと考えています。最近割とコンスタントに月間資産の1%超の利益をだしてますが、その秘訣は心理戦の心得だと思います。どういう客層の人がその銘柄にいて、その人たちがいる場所でどんな駆け引きが行われているのかを把握すれば、次の手を予測し対人駆け引きを制する (利益を出す) ことにつながると思います。具体例を挙げていきましょう。

ここではレーザーテックと大東建託 (いずれも東証1部) を例に挙げます。チャートは楽天証券が提供するiSpeedのモバイル版を使用しています (無料、私が普段利用している取引ツール)。ちなみに私の場合は、チャートのロウソク足はほとんど気にしてません。

具体例1、レーザーテック

まずはレーザーテック。ファンダメンタルとしての特徴は、半導体の検査装置で、シェア100%を誇る企業で、無借金経営の健全経営に、コロナ禍で利益を出し続ける企業。コロナ禍においては、半導体関連銘柄の多くは、成長性を見込める「グロース株」として扱われている傾向があります。

 チャートを見ると、2019年から見ると、株価は10倍くらいに上昇。しかし、2022年の1月に最高値を記録して以降、急落をして、2月18の週まで下落傾向。問題は、これを底と見るか、まだ下がると判断するかという点。

こちらが株板。2022年2月18日。注目はoverとunderの比。前日から2%下落後の時点で、over:under=3:2~1:1前後となっている。この日は一時20800円台まで下落し、徐々に上昇する値動きだった。いったん下げてから上がっている。このことから、①大幅に下がったときに、今日で空売りがそれなりに増えたが、上昇したためホールドしている層が増えた (under)。②それでもoverのほうが多いので、急落後に買玉を処分できずホールドしている人がそれなりにいる、と私は推測する。
先週からの信用買と信用売の残高の変化。見ると先週より買い残りが増えた。おそらく、前週の下げに、信用買いを追加したがリリースできなかった人が増加し、もともと買玉が残っていた人の多くがホールドのまま。下落したので売玉は減った。
これらの指標で察することは、「上昇すると期待して買い建てたが含み損を抱えた人」はホールド状態がそれなりにいる。所謂この層がファン層で、この銘柄を特に支えている人。ファン層がホールドしたままなので、新たな買い支えの力が弱まり、上昇の力が落ちると考えた。一方で、ニワカ勢は既に手放しており、現時点では様子見の傾向と思われる。売玉は、下降トレンドと考えて売りで入った短期勢と、現物持ってる人のヘッジ売りと推測した。ここ数日値動きが拮抗している傾向にあるので、「(ファン層の買い支え+信用売の買戻し)と(新規信用売り+損切含むこの銘柄の斬り捨て)が拮抗した状態」と考えた。従って信用買しているプレイヤーは、何かのきっかけで不安になり、狼狽売りをしやすい土壌だと思う。すると何かのきっかけで急に下がったら、信用買いホルダーの損切が進み、一気に落ちると見た。そこである程度踏み損を抱えながらホールドし、この日私は売玉を処分し利益を出した。
 今後の私の予想としては、しばらく売りと買いが拮抗すると思う。情勢の変化 (戦争や競合の出現や技術革新、顧客の変化等) があるとがくっと上下に振れると思う。少なくとも、2022年1月以降に信用買した人が返済期限を迎えるであろう5カ月以内にがくっと下がる可能性が高いのではと思う。上昇局面を迎えるのはこの買玉が解消された後ではないかと予想している。元々の期待値が高かった銘柄だけに、ニワカの流入で大きく情勢が変わりやすくリスキーなので、大勢が動き出すのは大局が動いた後だと思う。

具体例2、大東建託

次に大東建託。良い部屋ネット等、賃貸住宅の仲介と、大家さんとのサブリース等が柱の銘柄。配当利回りが良く、株主優待も充実している銘柄。所謂バリュー株と言われるカテゴリに属する銘柄。

 チャートを見ると、2020年中ごろまでは減少傾向にあり、そこから上昇しつつある印象。問題は、現在を天井と見るか、まだ上がると判断するかという点。

板を見るとover:under=3:2前途で、割合はレーザーテックの例とよく似ている。この日は一旦下がって、その後上がり、もう一度下がるような動きだった。
先週からの信用買と信用売の残高の変化。見ると先週より売り残りが増えた。そして圧倒的に売り玉のほうが多い。従って、この銘柄の場合は売建が圧倒的に優位。直近で逆日歩も発生している。それでも価格が急落していないのは、配当&優待が充実した銘柄のため、「現物買い+ヘッジ売り」の組み合わせが多い銘柄と考えられる。従って、ニワカ層は少なく、ファン層が中心に動いている銘柄であろうと推定できる。なので、ボックス相場になりやすいと思う。
前述のとおり、「現物買い+ヘッジ売り」が多い印象。なので短期的にみると、ボックス相場の銘柄で、上下に動きやすいが戻りやすい銘柄な印象。一気に動かして戻るみたいな動きが多い。なので、3月、9月の配当落日を意識して上下する傾向があると考えられる。現時点で現物を持っている人が信用売でヘッジをかけている状態だとすると、メインで売買している人には余裕がありそうで、狼狽売りは起こりにくく、落ち着いた動きをするのではと思う。従って、ボックスの波の上と下を掴めば利益を期待できると考える。

以上をを踏まえた私の2/18の取引がこちら。どんな人が売買に参加しているかを予想しながら、どんな心理戦が起こるか予想し、それに便乗して漁夫の利を得るのが私の戦い方です。アルゴトレーダーであってもポジション等、基本的な考え方は人と同様と考えれば良いと思います。銘柄の個性や情勢の変化ももちろん大切なのですが、株の勝ちを作っているのは、市場に参加している人の心が決めると思うのです。従って短期の株式市場は対人駆け引きが重要で、にらめっこするのはチャートよりもその後ろにいる人の心だと私は思います。この辺はセンスと経験でしょうね。カジノで例えると、チャート分析はスロットやルーレット (胴元主催の確率ゲーム要素)、板読みはポーカーやブラックジャック等 (客同士での対戦要素) に対応すると思います。株の教科書をしっかり読んだ未経験者とかが良くハマる部分だと思いますよ。当然です。教科書を読んでも、対人の心理戦をちゃんと考えてない人は多いと思います。
 極論を言ってしまうと、株を教科書でしっかり勉強したけど心理戦はさっぱりな人と、さほど勉強してないけど心理戦が強い人なら、後者の方が短期取引では強いと私は思います。株の掲示板とかみてみると多分そういう傾向が見えると思いますよ。


私は投資家として、仮想通貨に注力しない_#59

投資家としては、私は仮想通貨に注力していません。理由は二つ、(1) ファンダメンタル的な価値がない。(2) 貨幣としては数が多すぎる。従って、草コイン (マイナーな仮想通貨) ほど敬遠します。現状数が多い仮想通貨は、(商品などの購入に使われることで) 実用的なものとそうでないものの選別が行われ、淘汰される事が考えられます。草コインは、狭い市場のみで活躍することが予想され (汎用性を持てばメジャーどころとして扱われる&従ってファンダメンタルに優位性なし)、また、このようなものに資産を集約するのは危険と思います。

  ある意味仮想通貨は「変動の大きいFX」的な要素あると思います。国ができたり滅んだりするよりずっと簡単にずっと高頻度で草コインはできたり消えたりする可能性があるでしょう。仮想通貨の中でも特に有名なビットコインも分裂 (いくつかの仮想通貨に派生)。ある仮想通貨を持っていたからと言って、(より魅力的な仮想通貨の出現とともにそちらに置き換わる可能性があり) 長く使える保障がないと思うのです 。このように長期的に「貨幣」として運用することを考えると、デジタル人民元 (発行国のお国柄、理不尽な凍結や資産の監視等があるかもしれないが) など、国などが価値を保証するようなものが仮想通貨より魅力的だと私は思います。

 運用としては、キャピタルゲイン狙いで、うまく短期で繋いでいくとか、山張って中長期ホールドで資産増やせる可能性あるとは思います。値動きが大きいので、上手くいったときのリターンが大きくなり得ます。一方で、よほどうまく流れを読めないと、損するリスクも大きいと思います。私の場合は、そういうことを考える余力を、株式他より堅実な方法に注力するのが好みです。

 仮想通貨軽視は、自分がある程度ちゃんとした国に住んでいるから、という側面もあります。動乱中の国や最貧国あたりなら、仮想通貨のがまだ信頼できる、という考え方も実際にあります。私がそういう人の立場だったら、自国通貨→仮想通貨→米ドルなどの (それなりに信用されている国の) 外貨、と動かすように思います。例えば海外に行くなどすれば、米ドルやユーロ、人民元、日本円等は他国の通貨に両替しやすいですが、その国以外では両替がしにくいような通貨の場合は、手数料が多めにとられる傾向があります。従って、決済手段としてみた場合、手数料を取られる可能性が高い草コインの魅力が低いと私は感じます。また、先行した有名どころの仮想通貨でさえ、時代の変化とともに衰退 (草コインと同等の扱いになる) することはあり得るでしょう。従って、国が発行する通貨と違い、ファンダメンタル要素をもたない仮想通貨に資産を置くのは割に合わない、というのが私の考えです。

 もちろん、あくまで私の考えです。単なる一意見であり、他人の意見を否定するものではありません。

メインのブログから。決済手段としての仮想通貨は、キャッシュレス決済にコスパで劣るという考え。
仮想通貨は手数料と数が多すぎて決済手段としては魅力がないことをポイント収入年10万円以上のクレカ愛好家が説明しましょう、vs現金、クレカ、電子マネー_#133
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/08/10vs133.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室
メインのブログから。相場操縦などを含めた考え。このときから私の仮想通貨にたいする考えはほぼ変わっていません。
仮想通貨バブルとNEM流失をHUNTER×HUNTERの「爆弾魔」で説明しよう_#39
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2018/02/nemhunterhunter39.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室


株取引@SBIネオモバ_2022年1月、1株ずつ積み立て現在1018,069.9円_#58

取引の結果@2022年1月、SBIネオモバより。こちらは1株ずつ積み立てることが基本の運用をしています。「株を買うにはまとまったお金が必要でしょ?」と思う人への啓発の意味もあります。時折売却するなど。Tポイントを使うことができ、1株単位で株を購入することができる点、手数料が月間220円 (200円ぶんポイントバック) が魅力です。取引のタイミングが限られる (1日数回) ので、デイトレとしては不向きで、専ら積み立てが良いと思います。2022年は、売買益+1,327円、配当58円でした。ポートフィリオ (保有銘柄) は全て紹介します。


保有銘柄 2/8 1,018,069.9円 (株1,010,276.9円、現金7,793円、評価損益+112,830円)

  1. タマホーム: 3株、7,209円、-81円
  2. 清水建設: 1株、783円、-368円
  3. 鹿島建設: 2株、2,770円、-52円
  4. 日本ハウスホールディングス: 1株、448円、+144円
  5. 大東建託: 52株、704,080円、+110,916円
  6. 五洋建設: 20株、12,980円、-1560円
  7. フィード・ワン: 4株、2,912円、-352円
  8. 日新製糖: 5株、8,795円、-415円
  9. 日本駐車場開発: 12株、1,566円、-144円
  10. ティア: 18株、7,866円、-666円
  11. 双日: 2株、3,860円、+810円
  12. 神戸物産: 1株、3,550円、+568円
  13. 東洋紡:1株、1,307円、-120円
  14. ディア・ライフ: 5株、2,685円、+415円
  15. 旭化成: 3株、3258円、-219円
  16. グローバル・リンク・マネジメント: 2株、1,666円、-102円
  17. 住友化学: 2株、1,172円、+376円
  18. 竹本容器: 8株、6,340円、-108円
  19. 花王: 7株、42,456円、-16,696円
  20. ニイタカ: 2株、4,594円、+828円
  21. 東京個別指導学院: 1株、630円、-187円
  22. 富士フィルムホールディングス: 2株、15,244円、+5,470円
  23. ポーラ・オルビスホールディングス: 1株、1,756円、-881円
  24. インフロニア・ホールディングス: 1株、1,056円、+58円
  25. 日本コンクリート工業: 1株、289円、-48円
  26. 野村マイクロサイエンス: 7株、28,875円、+24,920円
  27. 日工: 1株、618円、-85円
  28. クボタ: 1株、2364.5円、-167円
  29. MC J: 2株、1,904円、+70円
  30. パナソニック: 2株、2,414円、+718円
  31. キーエンス: 1株、58,460円、-13,860円
  32. GMOフィナンシャルホールディングス: 3株、2,481円、+519円
  33. ゆうちょ銀行: 1株、1,180円、+234円
  34. トヨタ自動車: 1株、2,296円、+240円
  35. YU-WA Creaton Holdings: 31株、6,262円、-3,472円
  36. キャノン: 1株、2,830円、+206円
  37. キングジム: 1株、881円、+6円
  38. 丸紅: 3株、3,571.5円、+1,507円
  39. 上新電機: 1株、2,115円、+7円
  40. 三菱UFJフィナンシャル・グループ: 4株、3,006.4円、+694円
  41. セブン銀行: 4株、1,290円、+90円
  42. イオンフィナンシャルサービス: 7株、8,869円、+2,432円
  43. オリエントコーポレーション: 8株、1,032円、-104円
  44. オリックス: 7株、17,041.5円、+4,203円
  45. 東京海上ホールディングス:  1株、7,090円、+990円
  46. 西日本旅客鉄道: 1株、5,144円、-67円
  47. 日本航空: 2株、4,754円、-718円
  48. ANAホールディングス: 1株、2,560円、-951円
  49. KDDI: 1株、3,806円、+213円

大きな動き

  • 出入個なし
  • 銘柄入れ替え: なし
2021年7月までの運用結果まとめ
個人投資家としての成長の記録55ヶ月目@2021年7月: 証券口座内の合計資産6,232,054円_#28
https://keisukekamba2point8.blogspot.com/2021/08/5520217-623205428.html
実験科学者の株式運用ゲーム

今回の内容と関係ないけど、私の別のコンテンツより。「#2 既に始まったいじめを中断するには、「打算」を使う/ シンデレラで理解する、イジメ潰しの立ち回り」

株積み立て@日興フロッギー_2021年1月、現金を1円も使わない運用で現在18,470円_#56

日興フロッギーを活用した積み立ての結果です。少額の積み立てすらお金が惜しいという人へ、ここではは1円も使わず、dポイントを貯め、そのdポイントを使って株を買うことで運用する一例を紹介します (わざと現金を一切使わずに運用します)。1月の記事 (12月分) では19,677円相当、今回 (2/8の時点) で、18,470円の株および現金を口座内に保有しています。含み益2,674→954となったため、保有資産値下がりです。どうやって貯めてるかも書きます。現在の主力のトリマ (紹介コードあり) です。ただしトリマからはCONNECTに重点的に移しています。


現在の保有銘柄: 18,470円 (+954円); 株式16銘柄+現金18円

  • ショーボンド: 2,158円 (-42円)
  • LIFULL: 494円 (-306円)
  • 明治HD: 606円 (+6円)
  • エムスリー: 211円 (-88円)
  • 丸善CHI: 190円 (-10円)
  • アグレ都市デザイン: 275円 (+75円)
  • 信越化学:531円 (+31円)
  • 明光ネット: 3,218円 (+18円)
  • WNIウェザー: 2,116円 (+616円)
  • キーエンス: 2,982円 (+282円)
  • シスメックス: 1,137円 (-63円)
  • 任天堂: 1,462円 (+42円)
  • 4℃HD: 576円 (-24円)
  • 東京海上: 1,239 (+340円)
  • JR東 547円 (+47円)
  • 阪急阪神 530円 (+30円)

使用するツール: 日興フロッギー | 記事から株が買える投資サービス

  • SMBC日興証券が提供するツール
  • 100円単位で株を購入できる (通常100株の単元株に達するまでは株の名義が証券会社で、株主名簿に記載されず、優待はもらえない点に注意)
  • dポイント (期間固定dポイント含む) で株が買える
  • 購入時は手数料なし (売却時に手数料あり)
  • 登録の銀行口座への出金手数料無料
フロッギーで活用可能なdポイントの例
  • Amazonの自己アフィリエイト: dポイントクラブにログインし、Amazonのリンクを経由してからAmazonで購入すると、購入金額の0.5%のdポイントが付与される。
  • d払い: 200円につき1ポイント。キャンペーンをうまく活用すると、大幅にポイントを稼げる場合があった。
  • dカード (ゴールド含む): 100円に付き1ポイント。クレジットカード払い。d払いをdカード払いにしておくのが一般か。
  • ドコモ携帯料金、ドコモ光等の利用: ドコモ契約者は契約期間中は勝手にポイントが貯まるので相性が良い。
  • dポイントカード: 100円+税につき1ポイント。
  • dヘルスケア: 歩数や体重入力などのミッションをクリアするとdポイント (期間固定) が入手可能。無料版だと、1か月50ポイント程度か。
  • dポイントクラブ: アンケート回答、すごろく、くじなどでポイントがもらえる。ポイントサイト等の類が好きな人にはおススメ (それ以外は△)。
  • フロッギー: 記事を閲覧してポイント。勉強にもなるのでおススメ。
  • トリマ: 移動距離や歩数に応じてポイント入手可能。トリマの30,000マイルを300ポイントのdポイントに交換可能。電車通勤する人や、長距離ドライバー等と相性が良い。
  • CODE: レシートを撮影するアプリ。商品のバーコードも入力する必要あり。dポイントに交換可能。

ちなみに、私の場合は、現時点で約350ポイントがdヘルスケア経由、1,500ポイントがトリマ経由。私の場合は、トリマは1か月に600ポイント相当。残りはd払い (キャンペーンの活用が効いた、少なくとも4000円程度はキャンペーンで稼いだ)、Amazon (Amazonの購入は、Amazonギフト券チャージ→自己アフィリエイト→購入。ちなみにプライム会費もギフト券で買える。私の場合はアメプラがAmazonの還元率3%なので、トータルで3.5%程度になる)。


2021年7月までの私の運用結果まとめ
個人投資家としての成長の記録55ヶ月目@2021年7月: 証券口座内の合計資産6,232,054円_#28
https://keisukekamba2point8.blogspot.com/2021/08/5520217-623205428.html
実験科学者の株式運用ゲーム

口座の中のお金の取り出し方でお勧めは:

  • 株主優待として受け取る
  • 配当金を受け取り、登録した銀行口座に出金 (手数料無料)
私のトリマの招待コードです笑

ちなみに、私はdポイントは獲得したら全てフロッギーで株にしています。というのは、トリマなどはアフィリエイトと同枠で、所得として計算されます。ポイントを使い株などを購入した場合は「一時所得」とみなされ、この一時所得は年間50万円未満は非課税です。ということはだ、受けっとったすべてのdポイントを株の購入に充てたので一時所得として申請すると、有利だから。(確定申告するなら、ポイントサイトやアフィリエイト等で生じた収益は所得扱いで、通常雑所得か事業所得になるのだが、そのポイントを株にしてしまった場合は、二重課税、すなわちポイントをもらったタイミングと使ったタイミングの両方で課税されるのは払いすぎなので、一時所得の方で申請するほうが支払う税金が減るため)。現実問題、トリマ等で受け取ったポイントを全て把握するのが難しいので、最終的に株にしたタイミングでまとめて計上することで勘弁してください、といった具合である笑。不安な部分ではありますが、私の場合は、判断基準は月ごとの明細が発行されるもの (アフィリエイト等) は雑所得、発行されないもの (トリマ等) は、一時所得として申請します。

株積み立て@CONNECT_2022年1月、現金を1円も使わない運用で現在22,391円_#55

CONNECTを活用した積み立ての結果です。少額の積み立てすらお金が惜しいという人へ、ここではは1円も使わず、Pontaポイントを貯め、そのPontaポイントをStockPoint for CONNECTのポイントに交換し、更にCONNECTで株に交換する流れです (わざと現金を一切使わずに運用します)。7月に口座開設し、今回 (2/7の時点) で、22,250の資産を口座内に保有しています (8月5,136円→10月19,635円→2月22,391円)。配当ぶんは変わらず、現金が141円のまま。どうやって貯めてるかも書きます。Pontaの収入の現在の主力はトリマです (紹介コードあり)。



現在の保有銘柄: 22,250円、12銘柄 (一般口座)

  • 日本水産: 2,710円 (5株)
  • 積水ハウス: 4,658円 (2株)
  • 伊藤米久: 671円 (1株)
  • キューピー: 2,378円 (1株)
  • 三菱ケミDH: 1,660円 (2株)
  • 日産自動車: 599円 (1株)
  • シチズン時計: 6,012円 (12株)
  • 三菱UFJ: 726円 (1株)
  • りそなHD: 1,041円 (2株)
  • ソフトバンク: 1,442円 (1株) 
  • 東京電力HD: 354円 (1株)
  • 現金: 141円

使用するツール: CONNECT/公式-新規口座開設はこちら | CONNECT (大和証券グループ)

  • 大和証券が提供するツール
  • StockPoint for CONNECTから株式に交換することで、一般口座に出庫される
  • 一般口座のため、出庫する場合は確定申告が必要な場合が多いので注意 (一時所得)
StockPoint for CONNECTの保有銘柄です。1円ずつ保有することができます (この段階では、株主になりません)。1株に到達すると、株式に交換することができます。株式交換で10スタンプ、ログインで1スタンプを入手でき、30スタンプで10ポイント程度は見込めるガチャを引けます。これが有効で、少額から株に交換するとたくさんガチャを引けます。なので私は500~600円程度の銘柄 (シチズン時計など) を積極的に活用しています。

  • ソフトバンクグループ: 109.09円
  • 日本マクドナルドホールディングス:73.66円
  • サントリー食品: 37.06円
  • カルビー: 29.53円
  • 積水ハウス: 9.05円
  • 三菱UFJ: 8.20円
  • りそなHD: 3.34円
  • 日産自動車: 2.45円
  • 日本水産: 1.70円
  • 三菱ケミHD: 0.72円
  • シチズン時計: 0.59円
  • キューピー: 0.57円
  • ソフトバンク: 0.01円
  • ポイント: 0円 
株式にするところ
株に交換するとスタンプが10枚もらえます。これが有用!
そしてスタンプが貯まったら株ガチャを引き、ポイントを使いして株にして証券会社に入庫する。この使い方だと小型銘柄が有効に思います。

CONNECTに活用可能なPonntaポイントの例
  • au PAY: 200円につき1ポイント。キャンペーンをうまく活用すると、大幅にポイントを稼げる場合があった。
  • au PAY カード (ゴールド含む): 100円に付き1ポイント。クレジットカード払い。au PAYへのチャージをau PAYカードにしておくのが一般か。
  • au携帯料金、au光等の利用: au契約者は契約期間中は勝手にポイントが貯まるので相性が良い。
  • Pontaカード: 100円+税につき1ポイント。
  • StockPoint for CONNECT: 株ガチャを引けば、Pontaポイントや株式に交換できるポイント等が入手できる場合がある。。
  • トリマ: 移動距離や歩数に応じてポイント入手可能。トリマの30,000マイルを300ポイントのPontaポイントに交換可能。電車通勤する人や、長距離ドライバー等と相性が良い。

ちなみに、私の場合は、約5000円分のほとんどが、キャンペーン (1周年記念、口座開設等) によるもの 。

同様のサービスで、StockPoint for MUFGがあり、こちらでも同様にPonta及びMUFGのグローバルポイントを株に交換できます。こちらもシステムはほぼ同様で、StockPoint for MUFGに1株分の株式ポイントがたまった場合は、StockPoint for MUFG→ (StockPoint for CONNECT→, 口座連携が必要) CONNECTと出庫します。

StockPoint for MUFGの資産内訳はこちらになります。

  • ANAHD: 430.33円
  • ひふみプラス: 192.51円 (株式交換不可)
  • シチズン時計: 192.51円
  • 東京電力HD: 0.41円

口座の中のお金の取り出し方でお勧めは:

  • 株主優待として受け取る
  • 配当金を受け取り、登録した銀行口座に出金 (手数料無料)
私のトリマの招待コードです笑

ちなみに、私はPontaポイントは獲得したら全てCONNECTで株にしています。というのは、トリマなどはアフィリエイトと同枠で、所得として計算されます。ポイントを使い株などを購入した場合は「一時所得」とみなされ、この一時所得は年間50万円未満は非課税です。ということはだ、受けっとったすべてのPontaポイントを株の購入に充てたので一時所得として申請すると、有利だから。(確定申告するなら、ポイントサイトやアフィリエイト等で生じた収益は所得扱いで、通常雑所得か事業所得になるのだが、そのポイントを株にしてしまった場合は、二重課税、すなわちポイントをもらったタイミングと使ったタイミングの両方で課税されるのは払いすぎなので、一時所得の方で申請するほうが支払う税金が減るため)。現実問題、トリマ等で受け取ったポイントを全て把握するのが難しいので、最終的に株にしたタイミングでまとめて計上することで勘弁してください、といった具合である笑。不安な部分ではありますが、私の場合は、判断基準は月ごとの明細が発行されるもの (アフィリエイト等) は雑所得、発行されないもの (トリマ等) は、一時所得として申請します。

個人投資家としての成長の記録60ヶ月目@2021年12月: 証券口座内の合計資産6,684,402円_#54

2021年12月の時点で、私が個人投資家を始めてから60ヶ月経過しました。今後、これから株式運用を始める方々の参考になるかもということで、私がメインで使っている楽天証券の口座残高と、証券口座内の金融資産の内訳を紹介します。2021年7月から+452,348.4円。

  • 合計: 6,684,402円 ↑
  • 楽天証券・日本株: 4,106,550円 ↑
  • 楽天証券・米国株: 963,064円 ↑
  • 楽天証券・投信: 149,288円 ↑
  • SBIネオモバイル証券: 1,005,948.1円 ↑
  • LINE証券: 359,964円 ↓
  • PayPay証券: 60,276円 ↓
  • 日興フロッギー: 19,677円 ↑
  • 国内株 (楽天証券): 19,635円 ↑


所感

 楽天証券内の保有資産を折れ線グラフにしてみると、キレイに右肩上がりになっていて、投資家を始めてから順当に資産を増やせていることが分かります。おそらく、ゲーム程度の感覚で楽しみながら無理のない範囲で続けてきたことが大きいと思います。経験とともにノウハウも蓄積されたと感じます。ギャンブルのような浮ついたものではなく、投資家として、地味ながらも着実に一歩ずつ前に進むことができたのではないかと思います。もし貯蓄で同額をためる場合、1か月あたり11万円以上積み立てる必要があります。感慨深く思います。

 これから株式の運用を始めようという方には、私はむりのない範囲で少額からスタートするのが良いと思います。というのも、ひとえに運用や投資といってもいろんな方法があり、やる人に向いている方法もあればそうではない方法もあります。どんなに良い方法でも、プレイヤーと相性が悪ければ成果は出ないでしょう。従って、まずは小さく自分にあったやり方を探しましょう。自分にあったやり方が見つかることがあれば、本格的にお金を投入してみれば良いと思います。運用をやっている側としては、「素人の大口運用」は絶対に避けるべきだと思います (カモられるのが落ちでしょう)。仕事しかり、スポーツしかり、経験なしで勝てることはないと思います。株も同じです。確率だけの勝負 (ギャンブル) ではなく、ある程度ノウハウ (勝ち方) があります。他の人の例はあくまで参考程度に、自分にあったスタイルを自力で見出すのが大事だと私は思います。

参考

私の今回紹介した証券口座の内訳や、運用スタイル等は以下のリンクを参照してください。

株取引@楽天証券_2022年1月+37,495円_#53

  株取引の結果は、ツイッターで定期的に吐き出し、こちらのブログでレビューします。

 1月の運用結果@楽天証券。売買+19,393円、と配当+18,102円、足して+37,495円の利益です。ここ最近の私の利益の中ではショボい方ですが、利益なのでまあ良いでしょう。マイナスを打ち消し、損を出さないことを優先したディフェンスの立ち回りをし、建玉を相殺した結果、取引の頻度が2月で戻りつつあります。この時点では、2月は1月以上に利益が出ています (今含み損の銘柄を絶対にリリースするので、2月はマイナスになるかもですが笑)。次の取引も楽しみましょう!

 特に研究業界の人に「私もできても良いんだ」というメッセージになれば幸いです。あえてこういうものを吐き出すのは、夢と生活は二者択一等と考えている人に対する啓発のためです。認めて欲しいわけじゃない。自前でそれなりの額のお金を調達できるなら、例えば研究で言われてる社会問題の9割 (ポスドク問題、ポスト問題、研究費問題) は解決すると思うんですわ。



所感

2021年は、譲渡326,721円、配当150,119円、11、12月は売建したレーザーテックが急上昇した影響で、取引額を少なくし、追証等にならないディフェンスの立ち回りを行いました。1月は返済期限が迫っていたタマホームの建玉をリリースし、無事プラスで取引を終えました。元々レーザーテックは2月にリリースする予定でしたが、マイナスを覚悟していたところ、プラスも見えてきた印象です。1か月もたたず、年高から120万円くらい急落した後なので、急には戻らないと予想しています。株の急沸、急落には、大口の動きに加えて、ニワカ (イナゴ) が動くことが必要だと思いますが、こんな動き方したら (売りも買いも) 慎重になる人が増え、お花畑的な感覚で飛びつく人は減ると思うのです。そして信用買残が売の三倍はある。この人たちが現引しなければ、株価は下がるでしょう。もし今レーザーテックを買うなら、私なら信用だと怖いので現物で持つでしょう。


私の短期売買の実例です。基本的には、ボックス相場を狙って、安いときに買い、高いときに売るスタイルです。通常買いから入ります。こちらは良いときの具体例。

マイナスがでるのは仕方ないとして、プラスと相殺して、トータルでプラスになることを心がけます。通常は、毎日プラスとなる運用を目指します。保有銘柄は貸株 (保有している株式を貸し出し) をして、金利収入を得ます。8月は300円前後の収入になりました。10月は200円くらいです。オリックス、タマホーム、不二電機工業、メディアスHDを貸株から外した (3年継続保有のため、株主番号が変わるリスクを避けるための措置) ため、貸株主輸入が減少しています。

証券口座内の保有資産はこんな感じです。合計

  • 合計: 5,224,094円 (1/3)→ 5,168,643円 (1/31)
    楽天市場でふるさと納税や高級メロン等たくさん買った分を埋めました笑
  • 国内株式: 4,106,550円 (1/3)→ 4,028,445円 (1/31)
    注力: MUFG800株、オリックス200株等。
  • 米国株式: 962,755円 (1/3)→ 973,793円 (1/31)
    注力: ジョンソン30株、AMEX7株、ボーイング2株等。
  • 投資信託: 149,288円 (1/3)→ 166,405円 (1/31)
    注力: ひふみプラス、emaxis slim 全世界株式、楽天バンガード等。

銘柄入れ替え等。
売却: ダイセル (100)
購入: なし
取得額を下げる節税 (現物売→信用買→現引): イオンモール (1597→1586)
入庫: なし

知人等から株に関して聞かれることをまとめてみました。

Q1. 時間はどれくらいかけてますか?

A1. 喫煙者がタバコを吸いに行って戻ってくるくらいです。通常、1か月くらい続く注文を放り投げ、折をみて株価を確認し、適宜注文を訂正する程度です。

Q2. 株が気になって仕事に手がつかなくならないんですか?
A2. 問題ない範囲でやります。他のことに手がつかなくなるなら取引額が多すぎです。株は放置できる程度でやるほうが精神衛生上望ましいです。

Q3. 株に関する勉強はいつやっているんですか?

A3. 基本的には特に時間を取っていません。気になればその時調べます。以上。

Q4. どんな指標を参考にしていますか?
A4. ファンダメンタル (健全経営か否かと行っているサービス等) です。前者は純利益、負債 (借金)等の変化に着目します。テクニカル (チャート) については、ほとんど参考にしません。というのも、短期は駆け引きと心理戦、長期は景気等に左右されるため、株板に張り付いて取引するとかでなければ、テクニカル要素は気にしてもしょうがないと考えています。本業のついで程度の負担で済ますには、テクニカルは「気にしないし勉強もしない」スタンスが自分に合っていると考えています。

Q5. 他人のお金を運用し、ビジネスにしてはどうですか?

A5. 嫌です、めんどくさい笑。私のお金を運用し、私だけのために使います。そのかわりどうやったか、手元と目線を見せて、わざと「スキルを盗みやすくする」ようにしています。私のスキルに魅力を感じるなら、勝手に盗めということです。株に関する私のスキルが他人に伝わったとして、私は一切損失を受けないため、全部喋って問題ありません。なお、私は犯罪は認めない人で、私に実害を与えた人間に対しては容赦ないと良く言われます笑。

Q6. 参考にする人等はいますか?

A6. いません。先生、師匠の類はいません。判断は自分でします。私は、カリスマ等を追いかけるタイプの人ではないし、カリスマ等になって、誰かを導くつもりもありません。私は評価軸をほぼ全て自分でマネジメントする人で、他人の評価軸で評価されることにそれほど価値を感じていません。

Q7. お金を稼いで何がしたいんですか?

A7. 自由に生きる手段の一つです。私は経営者として研究がしたいです。資本主義では、基本的にはお金を出している人間が主導権を握ります。自己資金を手元に、研究にお金を提供すれば、労働者ではなくなるので、かなりの雑務を間引けると思います。同業者を豊かにすることもできるでしょう。私なら株式運用で、この計画を実現できると思います。
万年助手の地位を金で買うことを起点として、「悪の総帥」として君臨するキャリアパスを考える_#789
https://ofuro-wa-shifuku-no-hitotoki.blogspot.com/2021/06/kari.html
京科学者のキレイになる実験ほか_ブログ内神庭研究室

2021年7月までの運用結果まとめ

個人投資家としての成長の記録55ヶ月目@2021年7月: 証券口座内の合計資産6,232,054円_#28
https://keisukekamba2point8.blogspot.com/2021/08/5520217-623205428.html
実験科学者の株式運用ゲーム

余談: 別のチャンネルで、vs イジメ等の立ち回り解説の動画始めました笑。

株取引@SBI証券_2024年4月、1株ずつ積み立て321,459年_#145

ネオモバからSBI証券に統合後の口座の運用記録です。 こちらは1株ずつ積み立てることが基本の運用をしています。「株を買うにはまとまったお金が必要でしょ?」と思う人への啓発の意味もあります。時折売却するなど。Tポイントを使うことができ、1株単位で株を購入することができる点が魅力に思...